■日本の器展 主催:メイド・イン・ジャパン・プロジェクト株式会社
■場所 東京ミッドタウン ガレリア3F 「THE COVER NIPPON」
■期間 2009年4月1日(水)~2009年4月30日(木)
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漆器、陶器、磁器など、日本には多数の器の種類があります。その産地も様々で、独自の趣を纏い見るものを惹きつけるのも和の器の特徴。中でも食の器は、日本料理の魅力である「盛り付けの美しさ」を構成する上で、欠かせない存在です。選び抜かれた器を手に取り、その温もりを確かめながら姿勢を正し、食のありがたみを実感する…そういったスタイルは日本人が古来より育んできた習慣でもあります。
また和の器には「ゆがみ」が見受けられることもしばしば。それは、日本人が器に対して持っているイメージの原点に神聖なる自然美が介在し、偶然に生じる形を大切にしてきたという、美意識によるものといわれています。そんな軌跡に想いを馳せながら自分好みのものを揃えていくのも、器を楽しむ醍醐味の一つかもしれません。?