2017年5月11日(木)、パリ中心部、セーヌ川に浮かぶサン・ルイ島に日本のモノづくりの素晴らしさを伝える拠点「l’embrasser(ランブラッセ)*」が誕生。ショップ・イン・ショップとして「THE COVER NIPPON PARIS」が同時オープンします。日本各地の特色あるモノを販売するとともに、併設するカフェ&イベントスペースで日本の豊かな文化やつくり手の想いをより深く伝え、日本とパリを結びます。
THE COVER NIPPONの海外店舗はニューヨーク・SOHO地区に次いで2店舗目。世界最大のマーケットを誇るニューヨークに対し、パリは文化的成熟度が高く、ブランドを育成・発信する土壌があります。オープンに先立ち、3月21日(火)から行われたプレイベント「ワールドプレミア 美濃和紙ブランド展」は伝統的な職人技をリスペクトし、審美眼に優れた人々で大いににぎわいました。
東京オリンピックを見据え高まるインバウンド需要と、東京オリンピック終了後の成長に不可欠なアウトバウンド。l’embrasser・THE COVER NIPPON PARISを舞台に、その両面の可能性が広がります。
*ランブラッセ:「抱きしめ合う」「喜びを共有する」の意味を持つフランス語。
l’embrasser・THE COVER NIPPON PARISが実現すること
□NIPPONを届ける
定期的にテーマを変えて商品を特集し、オリジナリティを訴求します。日本文化を愛するフランス人オーナーが言語としての翻訳だけでなく、フランスの習慣や文化背景を考慮した〝カルチャー翻訳″を行い、商品の価値を伝えます。
□NIPPONを広める
実演やワークショップなど、商品の特性や予算に応じたPRイベントを企画するとともに、『Figaroscope(フィガロスコープ)*』など提携メディアを活用した販促・集客を行います。さらに、バイヤーや販売ルートとのコネクションも提供します。
□NIPPONを磨く
日本文化に関心のある人が集まるサロンとして、顧客との対話を通じて生の声を拾い上げ、商品開発へフィードバックします。文化の成熟したパリでの評価はブランド力に直結し、欧州各国のみならず、日本の市場にも影響を与えます。
*フィガロスコープ:一番影響力があるともいわれる折込み誌
l’embrasser代表紹介
Philippe Chanelet Dardenne(フィリップ・シャヌレ ダーデン)
日系グローバル企業での勤務後、コンサルティング、コミュニケーションなどの経験を経てl’embrasserを創立。フランス人としての視点と13年にわたり訪れ続けた日本での経験を元に、日本企業の欧州進出のサポートを行っている。欧州のお客様に何を伝えるべきか、どのように理解してもらうのか、そのためにどのように伝えるべきか、といった〝カルチャー翻訳″を重視している。写真・映像家としての一面も持つ。
データ
名称:l’embrasser(ランブラッセ)
住所:l’embrasser 24 rue Saint Louis en L?ile 75004 Paris
面積:48平米
※提携する180平米の近隣ギャラリーの利用も可能
立地
パリの街を縦断するセーヌ川に浮かぶサン・ルイ島は、隣り合うシテ島と並んで?パリの発祥地”と呼ばれています。観光客で賑わうシテ島のノートルダム大聖堂から歩いて5分。橋を渡るとそこは、サン・ルイ島の目抜き通り「Rue St Louis en L’ile(島のサン・ルイ通り)」です。感じのよい小さなカフェやショップを楽しみながら歩みを進めると、古くから貴族や著名人が邸宅を構える閑静な高級住宅街に行きつきます。l’embrasser・THE COVER NIPPON PARISはちょうどその中間に位置し、気品とモダンが調和します。
オープニングレセプション
- 日 時
- 2017年5月11日(木)18:00~
- 場 所
- l’embrasser 24 rue Saint Louis en L?ile 75004 Paris
※当日は、店内撮影、l’embrasser代表・Philippe Chanelet Dardenneへの取材可。
関連リンク
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