「伝統的工芸品 つたえ手」2018 募集開始のご案内

(一財)伝統的工芸品産業振興協会では、伝統的工芸品を愛好している方に、ご自身の楽しい使い方や愛好者ならではの「こだわり」を広めていただくことで、伝統的工芸品の使い手を拡大したいと考えています。そこで、 愛好している伝統的工芸品産地や業界についての話題を学んでいただくとともに、 産地を訪問し、工芸品の生まれた「ふるさと」をより深く知ってもらい、つくり手の思いに接していただく「伝統的工芸品つたえ手」講座を開催します。SNS を活用した情報発信や、産地が開催するイベントでのアテンドなどで活躍する、伝統的工芸品を応援する「つたえ手」となり、産地のものづくりを広め、日本の伝統的工芸品のある暮らしを楽しむ活動をしてみませんか!

概要

【受講料】
5,000 円(全3回・税込) ※第1回講座にて現金でお支払い頂きます
【募集人数】
20 名 ※応募者多数の場合は、抽選となります。
【開催日程】
第1回 9月29 日(土)10:00 ~ 17:00
 開催場所:東京ミッドタウン「カンファレンスルーム」
 ※会場までの交通費は自己負担となります。
第2回 10月~ 12月 ※産地により異なります。
 開催場所:参加者のご希望を考慮した産地 
 ※申込み時に「応援したい産地」をご記入いただきます。
 ※産地までの交通費は自己負担となります。(現地集合・現地解散)
第3回 1月(日程未定)13:00 ~ 16:00
 開催場所:東京ミッドタウン「カンファレンスルーム」
【応募締切】
2018 年9 月17 日(月・祝)
受付を終了しました。
【申込方法】
インターネット・FAX

■ 1.9月29日(土) 伝統的工芸品を「知る」

1-1
伝統的工芸品の「キホン」を知る 10:00-11:30
伝統的工芸品とは?伝統工芸士とは?などの基本を知り、日本全国の産地のつくり手とともに活動している赤瀬氏より、産地の現状や、つくり手の「いま」をお伝えします。
講師:赤瀬 浩成(産地プロデューサー . メイド・イン・ジャパン・プロジェクト株式会社 代表取締役社長)
1-2
SNS 活用講座「伝統的工芸品を伝えよう!」 11:30-12:00
講師:桜井 里子(日本ふるさと手しごと協会代表理事)
ソーシャルメディアを使った、伝統的工芸品や産地の効果的な発信方法を、WEB メディアのプロフェッショナルが、わかりやすくお伝えします。
2
日本の工芸 13:00‐14:50
講師:外舘 和子(工芸評論家・工芸史家 多摩美術大学教授)
陶磁器・漆器・染織・木工・和紙など 伝統的工芸品の産地の歴史やものづくりについて学びます。
3
産地の声を聴く 15:00‐17:00
講師:職人
伝統的工芸品産地より職人をお招きし、つくり手の生の声をお伺いします。
また、参加者・職人・外舘・赤瀬両講師と一緒にディスカッションをすることで、産地訪問にのぞみます。

■2.10-12月開催予定伝統的工芸品の産地を「見る」

 
応援したい産地を訪問し、現場を視察するとともに、製造体験を通じて製造工程の詳細や、手わざ・手仕事の大変さ、素晴らしさを体感します。
■ 訪問予定産地
近江上布・名古屋友禅/ 名古屋黒紋付染・九谷焼・丹波立杭焼・波佐見焼・津軽塗・川連漆器・木曽漆器・東京銀器 京指物・越前和紙・播州そろばん・宮城伝統こけし(鳴子)・甲州手彫印章・京扇子/ 京うちわ

■3.2019.1月開催予定伝統的工芸品の産地を「伝える」

 
それぞれの産地訪問で感じたことや問題点を一緒に話すことで、 「つたえ手」として出来ることなど、ディスカッションします。